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金沢

金沢を探す

ホテル (9)

1. 山乃尾

山乃尾は、ひがし茶屋街を望む静かな高台にある。宿泊は大人に限られ、客室は全4室。創業以来の「一客一亭」の精神を、五代目の主人が今に受け継ぐ。朱壁の「弥生の間」からは街を象徴する弁柄格子が見え、「白鷺の間」からは城下町の眺望が広がる。かつて北大路魯山人もたびたび訪れたこの宿では、「素材の持ち味を生かす」という教えが料理の軸となっている。庭に面した個室でいただく加賀料理にも、その姿勢がよく表れている。

2. 楽土庵

富山県砺波市の田園風景に溶け込む楽土庵は、大人だけを迎える宿。館内には落ち着いた空気が流れ、ゆとりある空間と静けさのなかで、時計を気にせず過ごせる。日常から少し離れ、自分自身と向き合いたいときに訪れたい一軒だ。里の穏やかな時間に身を任せるうち、華美な演出に頼らない、気負いのないもてなしがじわりと伝わってくる。

3. 料亭旅館 浅田屋

金沢の歴史ある街並みに佇む料亭旅館 浅田屋。客室はわずか数室で、館内には穏やかな空気が流れている。受け継がれてきた作法に触れながら会席料理を味わい、急かされることなく過ごせるのも、小さな宿ならではだ。金沢で日本のもてなしにじっくり向き合いたい人に薦めたい一軒である。

4. 旅館「つる幸」

金沢で長く親しまれた料亭を受け継ぐ旅館「つる幸」は、全4室の和のオーベルジュ。90〜100㎡の各室に温泉露天風呂と専用ダイニングがあり、併設する割烹「つる幸 知新庵」から、出来たての加賀懐石が一品ずつ運ばれる。聚楽壁にイタリアから取り寄せた天然石の床を合わせた客室、黒漆喰で全体を整えた落ち着きのある客室など、意匠は一室ごとに異なる。蔵を改修した「慈白-CHIHAKU-温泉露天風呂[離れ]」は家族で利用でき、料理人が室内で仕上げる食事も選べる。

5. ハイアット セントリック 金沢

全253室の館内には大胆なグラフィックとブティックホテルを思わせるインテリアが配され、若々しく軽やかな印象です。細部には、金沢の芸妓文化や武家文化を映す意匠が見られます。オールデイダイニング「FIVE – Grill & Lounge」には、地元の味を生かし、タパスの趣向を取り入れた料理が並びます。14階のルーフテラスバーでは、床から天井まで届く窓越しに、また屋外テラスから、金沢の街並みを一望できます。手入れの行き届いた庭があり、街なかにいながら緑に触れられるのも魅力です。

6. KUMU 金沢 by THE SHARE HOTELS

打ち放しコンクリートを基調に、インダストリアルな意匠を効かせた全47室のKUMU 金沢 by THE SHARE HOTELS。畳敷きの客室は和の要素を現代的に取り入れ、バスルームも装飾を抑えた、どこか近未来的な設えです。昼から夜まで軽食を出すティーサロンには自然と人が集まり、屋上テラスでは風に当たりながらひと息つけます。東京のデザインホテルと比べても見劣りせず、宿選びで空間のデザインを重視する人に薦めたい一軒です。

7. 東山のオーベルジュ 薪の音 金澤

「東山のオーベルジュ 薪の音 金澤」は、1日4組限定の大人の宿。離れのYUZENには中庭を望む浴室があり、KAGAYAKIでは格子戸や障子越しに入る光が印象に残る。町家の造りを生かした4室は、設えも趣もそれぞれ異なる。本館の「日本料理 東山和今」では、金沢の食文化を軸にした懐石料理をカウンターでいただける。連泊なら、宿が提携する地元の料亭や鮨店にも足を運び、金沢の食をじっくり味わいたい。

8. 金沢湯涌温泉 古香里庵

金沢の歴史ある湯涌温泉に佇む金沢湯涌温泉 古香里庵は、中学生以上のゲストを迎える小さな宿。こぢんまりとした規模で、周囲を気にせず、ゆっくりと湯に浸かれる。館内には穏やかな空気が流れ、賑やかなファミリー向けの温泉宿を避けて、湯浴みそのものをじっくり楽しみたいカップルや一人旅に向いている。

9. 町家ホテル 町の踊場

文豪・徳田秋聲が折に触れて訪れた、築150年の武家屋敷を改修した「町家ホテル 町の踊場」。一日二組、全二室のみの小さな宿で、往時の柱や梁を残す客室には、庭を望む専用の温泉風呂がある。朝食の席は、母屋に続く蔵を改装した食事処に用意される。兼六園へも足を延ばしやすく、金沢の歴史を身近に感じられる一軒だ。

よくある質問

金沢で歩いておきたい主な歴史地区はどこですか?

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まず訪れたいのは、三つの歴史地区です。市内最大の茶屋街であるひがし茶屋街には、1820年に整えられた町割りと木造のお茶屋が残り、今も芸妓の芸が受け継がれています。長町武家屋敷跡界隈では、土塀や庭園のある武家屋敷の町並みを歩けます。金沢三茶屋街のうち最も小さな主計町茶屋街は浅野川沿いにあり、水辺の景色を眺めながら散策できるほか、町家を改装したカフェもあります。

金沢を訪れるなら、どの季節がおすすめですか?

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春は、例年4月上旬に兼六園の桜が見頃を迎えます。紅葉の盛りは11月中旬以降。この時期には、水分を含んだ重い雪から松の枝を守る雪吊りの作業も始まります。12月から2月はカニがおいしく、雪化粧した庭園を見られることもあります。ただし、人気の宿から予約が埋まるため、旅程は早めに決めておくのが安心です。

金沢の食文化は、ほかの都市と何が違いますか?

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日本海に近い金沢では、魚介が日々の食卓にも郷土料理にも欠かせません。脂ののったのどぐろは、近江町市場の店で塩焼きや刺身、丼として味わえます。加賀料理の背景にあるのは、前田家が治めた藩政期に育まれた食文化。加賀野菜をはじめ、土地の食材を生かす料理が受け継がれています。鴨肉に小麦粉をまぶし、すだれ麩とともに煮てとろみをつける治部煮も、金沢を代表する一品です。